誓信和尚と宮島杓子 その頌徳碑
誓信和尚と杓子 その頌徳碑
前回のブログは森山さんが書き、すべて英語でしたが、
日本語で誓信和尚のところだけ書いてみます。
スタッフの谷野です。
というのもスタッフの一人が、修学旅行生などの団体のお客様に向けて、
誓信さんの功績を説明するイラストを描いてくれたからです。
宮島は「神の島」と言われ、土地を耕して田畑を開墾することができなかったため、
島人に何か生業がないかと考えた誓信和尚が、山にたくさんある木から杓子を作って、
宮島参詣のお土産として売ってはどうかと思いつき、島人がつくったところ、
それがよく売れて、「宮島」と言えば「杓子」のことを指すまでになったという話です。
しかもこの杓子の形は、弁財天の持つ琵琶の形から来ているそうで、優美です。
先日千畳敷から五重塔辺りを歩き、山辺の小径に入っていったところ、
誓信さんがいた光明院があり、そこを過ぎると広場になって、桜の木が何本も植えてある広場に出ました。
その眺めの良いところに誓信和尚の頌徳碑がありました。
桜の芽はまだ固いもののびっしりと用意されていました。
暖かくなったらぜひ足を延ばされて、誓信さんと同じ眺めを楽しまれ、
その後は商店街でたくさんの杓子を見て歩いてください。
もちろんokeikoJapanにもお寄りいただき、杓子を使ったお守り作りや杓文字書道をお楽しみください。
前の記事へ
次の記事へ