怖そうな仏像だと思っていたら
徳寿寺ご本尊の金石地蔵の向かって右側の少し暗い空間に、
ちょっと怖そうな仏像があるなあ、、、といつも思っていました。
あまりよく見る気にもならないでいたスタッフ谷野です。
電気を点けて、少し明るくしてみるとこんな感じ。
が、先日の「満点ママ」の取材で来られた政田マリさんが、
「あ、毘沙門天がいらっしゃる!」と言われて、
そこに近寄り、その説明をとても分かりやすくされました。
以下はそれを聞いた内容です。
仏像が毘沙門天であることの見分け方は、
向かって右の手に建物のようなものを持っているかどうかだそうで、
反対の手には槍を持っていることが多いそうです。たしかに、、
毘沙門天は四天王のお一人で、北方面を守っており、
四天王の内では一番強いとされているそうです。
槍を立てているその地を守っていくれているそうで、
「必勝祈願」だとか、「商売繁盛」につながるお力も持っておられるとか。
怒っているから怖い顔をしているのではなくて、
懸命に守っているお顔なんだそうです。完全に誤解していました、、、
注目すべきは足元で、
ワンちゃんが、よく見ると穏やかな顔で、まっ平になり、
毘沙門天を支えています。
このワンちゃんに見えるのは、邪気を持った鬼が
毘沙門天により改心させられ、今や御足の台座となってお守りしている姿なのだそうです。
たまにすごい形相のものがいるのは、改心させられている途中なんですと。
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