縮景園とお茶会
縮景園とお茶会
okeikoJapanの茶道体験に出ることの多い谷野です。
体験中に外国からのお客様から「お茶会はいつしますか?」という質問が時々出ます。
その時頭に浮かぶのが縮景園のお茶会なので、縮景園に行ってみました。
冬は食欲が落ちるという鯉が、それでも撒いた餌に寄ってきました。
縮景園では年間を通じてお茶会がよく催され、私が行った翌日の1月28日は、新春恒例の大福茶会を上田宗箇流の方々がされるということで、準備をされていました。
会場の清風館という建物は60人ほども入って茶会ができる広い茶室です。広くてすがすがしく、開けた障子から美しい庭が見渡せるお部屋です。
この日、中ではお道具の準備をされたり、お点前を確認されたりしておられました。
(縮景園には他に小さな茶室もありますが、これはいつでも見学可能ではなく、行事に合わせて公開されるそうです。)
それで「お茶会はいつしますか?」の質問ですが、「年の初めや決まった時期、また季節季節の美しさを鑑賞するときなどによく催されます」と答えています。
この先の茶会は梅見のお茶会、そして桜、茶摘み、、月、、雪、、と次々に続いていくようです。
この日梅はまだ咲き初めでしたが、寒牡丹がとてもきれいでした。島根県の大根島から運ばれてきたそうです。
「日を恋ふてゐて日を厭い寒牡丹 宗也」
いい句だなあ。
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