株式会社okeikoJapan

蓋置の気持ち 金子みすゞなら 

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蓋置の気持ち 金子みすゞなら

スタッフの谷野です。

先日まで緑だった裏庭のモミジは

急に黄色く黄葉し、今しきりに散っています。

表の庭のモミジはほぼ散りました。

 

さて、これはokeikoJapanでよく使っている蓋置です。

七宝焼きの美しい蓋置です。

 

次は「三つ人形」の蓋置です。

3人の子供が手をつないでいます。

 

蓋置に載せるのは軽い柄杓と、

金属製の熱い釜の蓋です。

三つ人形の蓋置から柄杓を取って、

代わりに熱い蓋を載せるとき、

頭が熱いだろうな!

なんてことをお点前中に感じたりはしませんが、

金子みすゞの詩に「積もった雪」というのがあって、

 

積もった雪

上の雪
さむかろな。
つめたい月がさしていて。

下の雪
重かろな。
何百人ものせていて。

中の雪
さみしかろな。
空も地面じべたもみえないで。

 

大漁の鰯でも積もった雪でも、

何の気持ちにでもなれる金子みすゞが

もし茶席のお客様だったら、

人形の気持ちになって、

3人の子どもたちは頭が熱くて、

お互いに手をぎゅっと握りあっているんだろうなと

気の毒がるに違いありません。

 

 

 

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