株式会社okeikoJapan

「こんぺいとう」あれこれ

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こんぺいとうあれこれ

スタッフの谷野です。

今日はこんぺいとう(金平糖)について書いてみます。

okeikoJapan宮島では、茶道の盆点前でこんぺいとうを干菓子として使います。

「ふりだし」をくるくる回すと、カラフルなこんぺいとうが

パラパラと出てくる様子はとてもかわいいものです。

 

こんぺいとうは日本に昔からあったお菓子のように思っていましたが、

実は南蛮貿易でポルトガルから入ってきたお菓子です。

今から500年ほども前のことです。

 

当時はとても貴重なお菓子だったらしく、

大河ドラマ「どうする家康」を見ていたら、

行くなと引き留める家族を説得するのに、

「こんぺいとうを持って帰ってやるから、どうしても行かせてくれ。」

と家康が奥さんに言っていました。

また、織田信長が家康に無理な注文をするときも、

こんぺいとうを10粒ほどと引き換えに申し付けており、

こんぺいとうがまるで宝石なみの価値を持っているとわかり

 

茶道でお客様にお出しして、

こんぺいとうはポルトガルから入ってきたことをお話したとき、

「I know コンフェイトー」と言われたお客様がいました。

たしかポルトガルからのお客様ではないはずだけど、、、と思っていると、

続けて「I’m from Brazil」と言われました。

そうか、ブラジルはポルトガル語を話すのだったと気づき、

ブラジルではこの角の立ったかわいいお菓子を今も食べているのだなと

感慨にふけりました。

 

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