広島世界遺産航路

平和公園（原爆ドーム）から宮島へ

「ひろしま世界遺産航路」は、世界遺産に登録されている平和公園（原爆ドーム）と宮島（厳島）を最短時間で結ぶ高速船で、川や海の景色を見ている間に、渋滞することなくスイスイと宮島（厳島）へ到着する、便利な移動手段の一つです。

平和公園にある、元安桟橋から宮島までの運行時間は45分となっています。穏やかな瀬戸内海を眺めながら宮島までクルージングを楽しむ機会って、なかなか無いものです。天気が良い日は、キラキラした海を眺めるだけでも心が洗われて癒し効果も抜群です。ただし船酔いしやすい人は、宮島口からのフェリーの方が良いと思います。

乗船料金は大人片道2200円、小人1100円となっています。まとめて往復で買うと大人片道4000円、小人2000となり200円ほどお得になります。

電車を乗り継いで移動するのに比べると運賃は高いですが、面倒な乗り換えもなく、空調も効いており、座って移動できるのでとても快適です。水の都・広島ならではの２つの世界遺産を結ぶ、船の旅。１日に世界遺産の２カ所巡りをするには必須のコースでしょう。

乗車前の注意事項

・「ひろしま世界遺産航路」を利用する場合は、前日までに予約センターに電話で予約するかWEB予約をしてから、乗船当日に予約したチケットを発行するシステムとなっています。

・車椅子の方は、お電話でのご予約時にあらかじめお知らせください。
・空席があれば当日の乗船受付も可能です。
・潮の満ち引きにより運行中止の時間帯がありますので、事前に確認しておきましょう。
・乗船当日は、乗船時間の15分前にはチケットの発行手続きを済ませておきましょう。
・出発時の桟橋にはトイレがありませんので、トイレに行きたい場合は平和記念公園のトイレを利用しましょう。乗船後の船内にはトイレはあります。

この看板が平和公園にある「ひろしま世界遺産航路」のチケット売り場件乗船場への入口です。

中は待合所となっており、奥に案内窓口とチケット券売機があります。

チケット購入後、整理券と引き換えます。失くさないようしましょう。
船に乗る時に整理券を渡します。船内への入口が低くなっていますので頭を打たない様に気をつけて乗り込んでください。

船の中は、３人掛け〜４人掛けのシートとなっています。
窓際の席は外を眺められる様に外向きの席になっており、真ん中の席は内側へ向いており、外の景色は眺めにくいのですが、船内に大きなモニターがあり常に外の風景を映しています。

船が橋の下をくぐる時などは、その橋の名前も表示してくれます。

川を進んでいる時はゆっくりと進み、海に出たらスピードアップしますので、その違いを楽しむ事が出来ます。

宮島到着時の桟橋の様子。宮島から乗船する時はここからとなります。

宮島側の券売所

チケット売り場と待合所があります。