濃いも薄いも数ある・・・もみじ
スタッフの谷野です。
今宮島には紅葉狩りに多くの観光客の方が来られています。
おけいこジャパンの庭の紅葉も色づき始めましたが、
まだ今一つ。11月下旬が見ごろでしょうか。
そこで今日は沢山ある着物の中の、美しいもみじをご紹介します。
四季を描いた柄に紅葉が描かれないことは
まずありませんね。
描かれ方も様々で、
もみじ饅頭のように丸っこくかわいく、くっきりと描いたものもあれば、
菊を引き立てるように、
細い線で縁だけ色を付けたものもあります。
どちらも素敵なデザインですね。
♪ 秋の夕日に照る山もみじ~
で歌い始める「もみじ」の唱歌は有名ですが、
その2番は覚えていらっしゃるでしょうか。
♪ 渓(たに)の流れに散り浮くもみじ
波にゆられて離れて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦
この歌詞のように、水に浮く紅葉の美しさはことさら愛されたようで、
着物の柄にもありました。
そういえば百人一首に、
「ちはやぶる神代も聞かず竜田川
からくれなゐに水くくるとは」
という在原業平の歌がありますね。
着物の意匠はそちらから来ているのでしょう(か)。
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