宮島の起業story「起業するまでの私…vol.2」
宮島で株式会社okeikoJapanを設立するきっかけとなった、最初の起業は、自宅が舞台。
『地域コミュニティとカルチャースクールを融合させた、地域の笑顔が集まる場』をテーマに「おけいこハウス」を作りました。
目次
挫折から、リフレッシュのためのアクション
主婦からの仕事復帰、最初の就職は挫折に終わりました。(詳しくはvol.1で綴っています。)
情けなさと悔しさと諦めと、様々な思いを抱えるなか、
友人から「そんな時はお部屋の模様替えでもして、気分を変えてみたら?」と言われ、
「それいいねー」と、さっそく使っていない物置部屋を片付けて、「自分の部屋」を作ろう!と動き始めました。
リビングがあるのに、自分の部屋が本当に必要なのか、自分の部屋で何をするか、なーんにも決めていませんでしたが、
ただただ落ち込んでいる自分が嫌で、くすぶっている自分も嫌で、退職後3日で、ゴソゴソし始めていました。
しかし、模様替えの前に、まずはお片付けから。
子どもが赤ちゃんだったころの育児用品やベビー服、絵本、おもちゃ、ぬいぐるいも、ほぼ捨てられず段ボールに残していたので、
いかに使わないモノで溢れていたか、ご想像いただけるかと思います、笑。
ヤフーオークション
要らないモノとはいえ、大切に保管していたので、
せっかくだから、ネットオークションに出してみようと、片づけながら、せっせと出品作業も行いました。
当時はメルカリもなかったので、主流はヤフーオークション。
写真撮影、商品紹介、サイズの記載、梱包、発送など、かなり面倒な作業でした。
(これを思うとメルカリは簡単、便利で、すごいですね!)
とはいえ、「捨てる」ことを思えば、「売る」というのはテンション上がります。
特に育児用品は人気があって、すぐに売れるという喜びも。
最初の子どもは張り切って「ファミリア」というブランドで揃えていたので、
これも人気が高く、どんどん入札数が増えていくのをドキドキしながら見ていました。
ここから始まる起業ストーリー?
落ち込んでいた自分はどこかへ行き、お片付けとヤフーオークションに没頭する日々。
すぐに仕事を探すのではなく、一度、気持ちをリセットさせる時間が私には必要だったのだと思います。
もともと整理整頓が苦手なタイプですが、お金のかからないリフレッシュとしては最高!笑。
こうして、きれいさっぱり、8畳と4畳の空っぽの部屋が生まれました。
ここが、のちの「おけいこハウス」となるのですが、
おけいこハウスが誕生するのは、なんとこの後、2年後です。
さて、空っぽのお部屋で、次にトライしたのは…。
「起業するまでの私…vol.3」へ続く。
Sakae Hashiguchi
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